20代から30代半ばまで福岡に住んでいたのだが、その後地元に戻ってきて
初めて食べたとんこつラーメンのカップ麺にとてつもない衝撃を受けた。
そのラーメンがこちら
ヤマダイの「熟炊き博多とんこつ」だ。
一口食べた瞬間
「なにこれ、今まで食べたインスタントのとんこつラーメンの中で断トツで
福岡の店の味に限りなく近くて、うまいやん!店で出されてもカップ麺て
分からんぞ!!」
と、度肝を抜かれた。それ以来スーパーなどに行く時まずはこのカップ麺を
探す。とにかくハマっている。
このラーメンの衝撃ポイント1つ目はスープの再現度だ。
とんこつという少し癖のある味なので通常のインスタントラーメンはマイルドな
スープの仕上がりになっているものが多いが、このラーメンはとんこつのあの個性
豊かな香りとあっさりとしているが独特の風味をしっかりと味わうことができ
本場の再現度が高い。そしてうまい。
2つ目の衝撃ポイントは麺の再現度である。
通常はちぢれ麵が多いのだがこのラーメンはノンフライの細いストレート麺で、
熱湯2分で少し硬めに出来上がる。硬麺文化の博多ラーメンの特徴が出ており
こちらも再現度が高い。そしてうまい。
さっそく作ってみた。
トッピングもシンプルでネギ、ゴマ、豚肉が入っており、これだけでも
うまいのだがさらに一歩味を高めるアイテムがある。
それが
そう、ニンニクである。
とんこつスープとニンニクは無茶苦茶相性がよく、福岡のラーメン店では
各テーブルにニンニクとニンニク絞り器を置いている店もあり好みで入れることが
できる。家では写真のようにレンゲにチューブのおろしニンニク(別売)を
適量だしてスープに溶かして食べるのだが、うますぎて言葉にならない。
この極上のうまさを表現する語彙力が無い自分が本当に腹ただしい!
とにかくぜひ一度試して頂きたい!!
福岡から戻ってきてはや15年ほど。遠く離れたこの地で本場のとんこつラーメン
を彷彿させるカップ麺に出会えたことに感謝しながら食べると当時の楽しく、
辛く、淡く、切ない思い出が蘇りよりいっそう味が引き立つのである。
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