両親は現在70代半ばで、昔に比べて病院通いをするようになったり定期的に
薬を服用するようになったりと老いを感じるようになった。
とはいえ大きなケガや病気をすることもなく元気に暮らしている。
自分の年齢になると親のどちらか、もしくは両方が亡くなるケースが多くなる。
実家にいるとそういう話を聞くようになってきたし、友人や知り合いのことを
考えてみてもそんな人が増えてきたと思う。
そう考えると両親と一緒に生活できるということ自体とても恵まれていて
非常にありがたく思う。
自分にとって両親の存在が一番大きいのは精神的支柱になっているということだ。
最近精神的に疲れることが多く気持ちが沈む時間を過ごしているのだが、
両親の顔を見たり何気ない話をするだけでほっとして心に安心感が広がる。
悩みや愚痴を言うことはほとんど無いけど、本当にどうしようもなくなった時に
話を聞いてもらえばいいやと思うと少し頑張れるようになる。
いつでも相談できる両親の存在がとても重要で、これは残念ながら兄弟や
友人・同僚では難しい。
ではなぜ両親なのか?
昔から自分のことを知っていて現在も含めて一緒に生活している時間が長く、
育ててもらった安心感と信頼感があるからだ。
何でもかんでも話すわけではないし両親のアドバイスや考えを全て取り入れる
わけでもないが、やはり参考になるし自分の考えや思いを聞いてもらうことで
すっとすることもある。
また病気やケガをして不安な気持ちになってもいてくれるだけで安心して
治療に集中できる。ケンカをしても翌日には何事もなかったかのように後腐れなく
普通に会話している。
穏やかな気持ちの時はもちろん心が押しつぶされそうな時や背中を押して
もらいたい時に近くにいる両親にはとても感謝している。一人暮らしをしていたら
自分一人で抱え込んで間違いなく行き詰っている。
両親と過ごせるのはあと数十年も無いと思うがこの時間を大切にしもっと人生を
学んでいきたい。
父さん母さんありがとう!これからもご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いします。
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